大同特殊鋼は23日、知多第2工場(愛知県知多市)で増設を進めている特殊溶解設備VAR(真空アーク再溶解炉)の1基目の設置が完了し、今月19日に稼働を開始したと発表した。今後需要拡大が見込まれる半導体製造装置や航空エンジンなどに使われるクリーンステンレスやニッケル基合金など高級鋼の増産に対応する。2027年3月までに同工場のVARは6基体制に...