厚中板は店売りマーケットにおける末端実需が乏しく、市中の荷動き、引き合いとも小口当用モノの域を出ずにいる。市況も軟化基調が変わらず、ここにきてそのムードがさらに鮮明になってきたようだ。市中実勢は中板の無規格品(3・2ミリ、ベース)=10万5千円どころ、厚板の無規格定尺品(19ミリ、ベース)=13万8千円どころ。 東京製鉄の大幅値下げ以降、鋼...