鉄スクラップは内外需要ともに依然盛り上がりに欠けるが、発生薄と円安が市況を下支える展開となりそう。中部鋼鈑は新電炉を稼働させたが、今月の地区電炉の粗鋼生産は約45万トン程度とされ先月実績を約5%程度下回る水準。また、同社の本稼働は来年以降とみられる。自動車、建築関連をはじめ生産活動は全体的に活気がない。影響で加工、解体由来ともに発生減が少な...