日鉄ステンレスは店売り向けニッケル系厚中板の11月契約販価をトン5千円値下げする。国内需要は振るわず、人手不足や資機材高騰によるプラント建設関連の工期延長や設計見直しが散見されるが、ケミカルタンカー関連需要が順調に立ち上がり、半導体関連や新エネルギー関連も需要回復の動きがある。八幡製造所の稼働は、10~12月期の8割弱から来年1~3月期は8...