東日本製鉄所鹿島地区で42年間にわたりコークス炉の操業・管理に従事してきた。 コークス炉は、高炉原料のコークスを造る重要工程。高炉の安定出銑を左右するコークスの水分量を最適な水準にまで低減したのは茂木氏の大きな功績の一つだ。 コークス炉の補修法改善にも尽力。点検手法を従来の目視から3Dスキャナーを活用した定量評価へと切り替えた結果、補修効率...