ドイツのティッセン・クルップは4日、鉄鋼事業のティッセンクルップ・スチール・ヨーロッパ(TKSE)で8億ユーロ(約1360億円)を投資した新スラブ連続鋳造機とウォーキングビーム式加熱炉が稼働を開始したと発表した。電磁鋼板の母材など、より高強度で薄手の鋼板生産を強化する。 両設備はTKSEの旗艦製鉄所であるデュースブルク・ブルックハウゼン工場...