電線大手メーカーのフジクラは細径ながらも大電流が流せる高温超電導線材で核融合発電技術の開発に寄与する。高温超電導線材は超電導体としては高い液体窒素温度で電気抵抗がなくなる材料。同社が手掛けるユーロピウムやガドリニウム製のレアアース系線材が使われるのは、磁場によりエネルギーを生むプラズマを閉じ込めるトカマク式などの核融合発電。強力な磁場を生む...