東北大学と東京理科大学は、極微細な金属ナノクラスターの表面構造を制御できる合成手法を確立したと発表した。粒径1ナノメートル程度の金属微粒子の表面構造を制御する合成手法で、得られた新規ナノ物質を電極触媒に応用することで従来の表面構造と比べ最大5倍近い水素生成触媒活性を達成した。金属ナノクラスターは水素発生反応(HER)だけでなく、酸素還元反応...