三菱製鋼(社長・大野信道氏)は、中期的課題に国内基盤の強化、海外展開の加速、4事業(特殊鋼鋼材、ばね、素形材、機器装置)のシナジー追求、人材の育成・活用を掲げ、諸施策を展開する。海外生産比率はすでに4割近くに拡大しているが、国内製造拠点でマザー工場としての基盤固めに注力した上で、海外既存拠点の基盤強化も進める。29日のIR説明会で大野社長が『...