電線上場大手5社の決算が15日に出揃った。経常利益は住友電工とフジクラの2社が増益、古河電工と昭和電線ホールディングスの2社が減益。事業構成によって明暗分かれる展開だった。大幅増益のフジクラは11年のタイ洪水で被災後、軟化していたエレクトロニクス関連の受注改善が貢献。減益だった古河電工は昨年栃木県の日光事業所が雪害で被災した影響が出たほか、円...