特殊鋼棒線の二次加工賃改定が中部地区で進展している。政府が適正価格による取引目標を打ち出したこともあり、直接交渉先の部品メーカーが二次加工メーカーの申し入れに一定の理解を示した格好だ。ただ、依然引き上げ幅が十分でない例もあり、下期も未達分の要請を続けていく向きが大勢を占める。加工賃改善の動きは第二の山場に差し掛かっている。 地区棒線二次加工...