関東地区の鉄スクラップ市況は弱含み。海外市況が安値水準にある中、為替のドル安円高傾向もあって先安観が根強い。複数の電炉メーカーが夏季炉休に伴い荷受けを抑制しており、北関東を中心に需給に緩さも指摘される。足元は月末環境ながら市中荷動きに勢いはなく、関東鉄源協同組合による1万4千トンの船積みがあす31日まで行われることが需給の下支え。お盆明け市...