7月の関西地区鉄鋼月間市況は、流通が唱えを上げた品種が一部見られたものの、需要が振るわないことから弱さが残った。特に鋼板類や一部の条鋼建材製品では、価格転嫁が進まず厳しい展開となった。 異形棒鋼は月初の10万4千円から横ばいで推移した。共英製鋼は8月契約販価の据え置きを表明。さらに7~8月の計画比20%(稼働日数では10日間)の減産を発表し...