日本エレベーター協会によると、日本初の電動式乗用エレベーターは1890年(明治23)に東京・浅草に完成した展望台「凌雲閣」(りょううんかく、9階建て、高さ39メートル。関東大震災で半壊後解体)に設置された。昇降機(エスカレーター、エレベーター)は今や我々の生活や経済活動、さまざまな社会課題の解決に欠かせなくなった。普段何気なく利用する昇降機が...