北陸地区では製造業をはじめとする需要低迷が続く中、薄板市況は安価な輸入材の影響もあり地合いが軟弱気味。材料値上げや運送費など諸コスト上昇に直面するコイルセンター(CC)や流通筋にとって、適正マージンを確保できるか正念場を迎えている。 地区CCの稼働率は「今年に入り定時割れが継続。特に5月中旬から月を追うごとに稼働率が落ちている」状況。加工量...