九州地区の線材製品市況は強含みの色が鮮明となっている。7月時点で針金は10円値上がりしたが、なお転嫁は完遂されておらず、来月にも15円高の見通し。また、ナマシ、鉄線についても来月10円ずつ値上がりする見通しだ。 線材の値上がりを受けて九州地区の普通線材製品メーカーが春先にアナウンスした値上げが、今月に入って一次流通に浸透し始めている。釘類は...