欧州委員会が広範な輸入鋼材に対するセーフガード(緊急輸入制限=SG)措置を2026年6月末まで延長すると共に、熱延コイルではSG税を課さない関税割当(タリフクオータ、TRQ)枠の運用を見直した。日本などが対象となる「その他国(グローバル)枠」では1カ国の利用上限が設けられ、四半期当たり15万トンとなる。これを超過すれば25%の追加関税が課さ...