「日本で培ったものづくりの風土を海外へうまく移管できたことが大きい」と分析するのは、大手耐火物メーカー、黒崎播磨の江川和宏社長=写真。 同社は2022年度、23年度と2年連続で過去最高益を更新した。収益増のけん引役の一つとなったのがインドや欧州、南米などで展開する海外での耐火物事業。「マネジメントを現地に任せているのに加え、現地の経営陣、ス...