伊藤忠丸紅鉄鋼が8日発表した24年3月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前期比15・9%減の802億7600万円だった。海外鋼材市況の低迷や前期好調だった米国鋼管事業の反動で減益となったが、米国建材事業はじめ全般的に堅調を維持し過去2番目の利益を上げた。 円安効果で売上高に相当する収益は1・3%増の3兆7423億6千万円となり、3期連続...