武漢(青山)製鉄所は、現代中国鉄鋼業の「長男」とされている。1956年に毛沢東氏が十大関係論を発表し、鉄鋼増産のため「三大・五中・十八小」政策が立案された。これは三つの大型製鉄所、五つの中型製鉄所などを建設するというもので、「三大」とは包頭・鞍山、そして武漢だった。その後、武漢鋼鉄集団は2016年に宝鋼と統合。宝武鋼鉄集団が発足し、17年に...