関東地区の鉄スクラップは様子見ムードが強まっている。もともと市中に品薄感が強い中、新年度入りで市中発生は引き続き低調。電炉メーカーの入荷もおおむね使用量見合いと地区需給は均衡状態となっている。また、為替の円安進行を受けて東京製鉄が輸出に警戒感を示していることも模様眺めムードを醸成している。目先は10日に行われる予定の関東鉄源協同組合による4...