ステンレス協会がまとめた鋼板受注統計によると、昨年11月の受注量(ホットコイルと磨帯鋼を含む)は前年同月比16・5%増の10万6862トンとなった。2022年夏から受注水準が落ち込み、その後は足元まで底ばい状態が続いている。11月受注は前年同月比で4カ月連続の増加となったが、受注回復の手応えは乏しかった。 国内向けは12・9%増の7万671...