東京製鉄は19日、3月契約の鋼材販売価格について全製品を前月比で据え置くと発表した。全面据え置きは2カ月ぶり。小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長は「マーケットの荷動きは総じて低調で市況も下値の切り上がりや下げ止まりは見られるものの確実な値上げに至っていない」と指摘。製造コストは今後も高水準での推移が見込まれるが「前月に実施したコイル4品...