伊藤忠商事が5日発表した23年4~12月期連結決算(IFRS)によると、金属部門の純利益は前年同期比17・1%減の1644億8700万円となった。石炭価格下落に加え、伊藤忠丸紅鉄鋼の取り込み損益が前期の反動から減益となったのが響いた。ただ、鉄鉱石事業などの好調もあって引き続き高水準の利益を確保した。 通期の純利益見通しは2370億円で前回予...