三菱製鋼は5日、国内向け(ヒモ付き、店売り)、輸出向けの特殊鋼棒鋼の全品種の販売価格について、2月からトン1万円以上の値上げを実施すると発表した。 主原料である高炉溶銑のコストが足元急騰していることに加え、副原料や資材費、労務費、物流費など諸コストの上昇が続いている。これらコスト上昇分を自助努力では吸収できない状況となっており、今回の値上げ...