日本鉄鋼連盟が1月31日発表した普通鋼鋼材の需給速報によると、昨年12月末の国内向け在庫量(メーカー・問屋在庫)は507万8千トンとなり、前の月に比べ約3万トン(0・6%)減少した。減少は4カ月連続。国内向け出荷量の減少もあって在庫率は170・8%と約8ポイント上昇したが、在庫調整が着実に進んでいることをうかがわせる。輸出向け在庫量は99万...