鉄筋最大手の共英製鋼(社長・廣冨靖以氏)は23日、2月の鉄筋(異形棒鋼)販売価格を全事業所で前月比3千円値上げすると発表した。鉄スクラップ高に加え、物流費等の諸コスト上昇などが理由。同社は昨年10月にも3千円の値上げを表明しているが、再び値上げを打ち出すことで、コスト高の転嫁を急ぐ。 足元は需要の端境期にあり、荷動きは盛り上がりを欠く。一方...