全国コイルセンター工業組合がまとめた昨年11月の流通調査によると、出荷量は前月比1・2%減(前年同月比1%増)の122万3797トンとなり、3カ月ぶりに前月実績を下回った。 実働日数減が要因とみられる。主力の自動車生産は、地域やカーメーカーによって繁閑の差はあるものの総体的に復調に転じており、コイルセンターの加工・出荷水準を底上げしている。...