ステンレス協会がまとめた鋼板受注統計によると、9月の受注量(ホットコイルと磨帯鋼を含む)は前年同月比5・5%増の10万3721トンで、2カ月連続で増加した。22年夏から受注水準が落ち込み、その後は底ばい状態が続く。 四半期でみると、昨年10~12月期を底に微増傾向で推移するが、本格的な回復は24年度以降となりそうだ。 9月受注は前月比では3...