日本製鉄は4日、1470メガパスカル級冷延ハイテン(高張力鋼板)がスズキの新型車に採用されたと発表した。スズキ系の車体部品メーカー、ベルソニカと共同で部品開発に取り組み、主要骨格部品のAピラーに適用される。強度水準が従来材と比べて上昇し、さらなる薄手化が可能となるため、脱炭素で燃費向上が欠かせない自動車の軽量化に貢献する。プレス成形工程のコ...