――鉄鋼事業をとりまく経営環境をどうみていますか。 「下期は未曽有の厳しい環境になっていると認識している。成長を続けるインドが原料炭の購買を増やしているために、原料炭価格が高くなっている。また鉄鉱石は、中国が過剰生産の状況にあるために購買意欲が高く、価格が高くなっている。一方で、鉄鋼製品の需給をみると、内需が低迷している中国からの鋼材輸出に歯...