――事業を取り巻く環境をどうみていますか。 「鉄鋼、アルミ、銅板など素材系事業の需要レベルは低水準であり、過去を振り返ってみても、非常に悪い環境にある。鉄鋼事業の販売先を分野ごとに分けると、自動車向けの比率が高くなっているが、今年度は、自動車メーカーの認証不正問題の影響などもあり、国内完成車生産台数は800万台半ばにとどまりそうだ。素材系事業...