一般形鋼大手の大阪製鉄(社長・野村泰介氏)は27日、山形鋼・溝形鋼など一般形鋼の12月契約価格を前月比据え置きとすると発表した。8カ月連続の据え置きとなる。需要に力強さはないが、流通は在庫を長期間抑制しており、需給バランスは整っている。市況の先安観も払しょくされており、コスト高が続く見通しから同社は年明け以降の値戻しを模索していく。 主な用...