日本電解は10日、今年度の電解銅箔生産見通しを下方修正したと発表した。当初発表比18%減の年間8500トンを見込む。6月に米国・カムデン工場で発生した電気設備不具合、米国インフレ抑制法(IRA)による輸出用国内製造電池向け需要の低迷、回路基板用銅箔における主要顧客の部品校正変更などが影響する。 生産量下方修正に伴い、2024年3月通期の連結...