国内非鉄金属価格は高値圏が続いている。相対取引の参考値となる銅をはじめとする建値が為替によって押し上げられているためだ。円相場(TTS)は今週、節目となる1ドル=150円を突破し、昨年10月下旬以来11カ月ぶりの円安ドル高水準となった。国際相場は足元、銅やアルミなどで上値が重いと扱い筋から指摘されているが、為替が支えとなりそうだ。 非鉄金属...