首都圏の店売り薄中板マーケットは依然として停滞感が根強いものの、盆休み前後の荷動きが著しく落ち込んだ最悪状態はひとまず脱したとの見方が出てきた。地区熱延品(黒皮、酸洗)を例に取ると、9月に入り一部で大手流通の販売量が復調。有力コイルセンターの受注・稼働状況も上向いている。在庫二次店の中には小口ながら急ぎの当用買いが増え、サイズによっては常備品...