三菱製鋼(社長・山口淳氏)は、洋上風力発電の関連分野で三菱製鋼室蘭特殊鋼(MSR)、三菱長崎機工などグループ各社の総合力を生かし、素材から製品までの一貫体制を構築し、需要捕捉に注力する方針だ。MSRで10~15MW級風車に対応する係留チェン向けの特殊鋼棒鋼供給を視野に入れるとともに、この係留チェンの製造合弁の設立も検討する。三菱長崎機工は洋...