6月の関西地区の非鉄金属月間市況は、円安ドル高が刺激材料となり国際銅相場が約4カ月ぶりの高値を付けた。一方のアルミ地金は同値圏内で推移した。LME銅相場は、中国の景気回復への期待が材料視され堅調だった。製品では電気銅建値の上伸に伴い、再生原料の1号銅線が一段高で、黄銅丸棒も続伸した。アルミ大板は横ばいだった。 月内のレンジは電気銅建値が11...