鉄スクラップ国内市況の高止まりが鮮明となっている。3月半ばから続いた下げ局面は足元で上げに転換。海外需要の鈍さから当初はH2炉前価格でトン4万円際まで下がると悲観ムードが濃かったが、関東や関西地区ではトン4万6千円前後で底打ちとなった。昨年10月から12月までの下げ局面も今回と同水準で底打ちする展開だった。世界的なカーボンニュートラルで相場水...