日本製鉄が脱炭素化の推進を狙い、高炉から電気炉への転換について本格的な検討に入った。有力候補地となったのが九州製鉄所八幡地区(北九州市)。同社は2030年度までに大型電炉を導入する方針を既に示していたが、具体的な候補地を明示したのは初めてだ。瀬戸内製鉄所広畑地区(兵庫県姫路市)での電炉の追加導入も模索する。 八幡が有力候補地となったのは、高...