東京製鉄は17日、5月契約の鋼材販売価格を全品種で前月比据え置くと発表した。全面据え置きは3カ月ぶり。ホットコイルは8カ月連続で販価を据え置いた。海外市況の上昇は米国を除き一服感が出ている。国内の建材需要は底堅く、新年度入り後も大型サイズを中心にタイト感が強い。薄板は自動車生産が緩やかに回復する中、メーカー各社の供給抑制で市中在庫は減少傾向...