群馬県から栃木県にまたがる両毛地区の条鋼建材製品は高値寄り。メーカーの相次ぐ値上げ表明で流通も高唱えに動き、月初には形鋼類が3000円上伸した。両県の2月鉄骨需要量は、前年同月比36.5%減の1万7000トンと大幅に低下。8.7%減だった前月からさらに落ち込みが激しくなった。鉄骨ファブ上位のS・Hグレード工場は都心向けの製作が堅調だ。一方で...