大同特殊鋼は、半導体製造装置や航空エンジン部品に使用されるニッケル基合金・クリーンステンレスなど高級鋼の増産体制を着々と進めている。同分野の真空アーク再溶解炉(VAR)設備は2024年度末までに14基体制に移行。今後は知多第2工場(愛知県知多市)を設備増強候補地の一つとして増産体制に向けた設備増強も検討。渋川工場(群馬県渋川市)や圧延工程のあ...