中部地区電炉は11日までに、鉄スクラップ購入価格を2千円引き上げた。地区実勢はH2=5万2500~5500円と高値で5万5千円を回復。昨年6月以来の水準となった。 韓国・ベトナム筋らの日本産原料に対する購買意欲は、依然盛り上がっていない。新規輸出商談が限られる中、先週9日に行われた関東鉄源の共同輸出入札では、その時点における地区実勢を上回る...