普通鋼電炉メーカー11社の22年4~12月期決算が出そろった。エネルギーコストが上昇する中で、価格転嫁による大幅な販価改善が奏効し、全社が増収を達成。主原料の鉄スクラップ価格の上昇が想定を下回る水準となるなどメタルスプレッドが拡大し、全社が前年同期比で経常増益または黒字転換を果たした。23年3月期通期業績予想の修正は8社が行い、うち5社が経...