特殊鋼専業5社の22年4~12月期連結決算が出そろい、全社が経常黒字(愛知製鋼は税引前利益)を確保したが、3社が増益、2社が減益と明暗は分かれた。自動車減産の長期化などで各社とも鋼材売上数量は減少し、原燃料・諸コストが大幅に上昇したが、原料サーチャージ制適用を含めて販売価格が上昇した。大同特殊鋼、山陽特殊製鋼は経常利益、純利益とも過去最高。...