日本アルミニウム協会がまとめた2022年のアルミ圧延品稼働率は、前年比1・9ポイント低下の73・9%だった。国内の自動車生産が停滞を続けたことに加え、春以降に半導体製造装置分野が減速。建材もサッシの樹脂化が進んだことで生産量が振るわなかった。 品種別で見ると、板類が1・0ポイント低下の79・3%、押出類が3・3ポイント低下の66・2%だった...