日本アルミニウム協会がまとめた2022年のアルミ圧延品需要部門別特殊分類出荷実績によると、流通業者の扱う店売り一般材を含む「卸売・小売業」向け出荷量(板・押出合計)は、前年比2%増の8万9544トンとなった。年前半までに半導体製造装置向けアルミ厚板の需要が、堅調だったことが増加の主要因。トラック材料などは振るわなかった。 品種別では、板類は...