建築鉄骨副資材の需要回復に期待が高まっている。2022年は新型コロナ前の水準に届かないものの、相次いで前年並みの規模を維持して越年となった。緩やかな底離れが進む中、23年以降も大型案件が主導する展開で、中小案件の動き次第ではさらなる持ち直しも想定され、供給サイドは安定操業に向けた体制の構築にかじを切っている。 日本溶接材料工業会によると、2...