「寿命が延び、還暦と言っても、これからの人生は長い。頭と体を動かし、しっかりと仕事に取り組みたい」とする。 商社時代の一番の思い出は、総経理として赴任した上海のコイルセンター。国民性の違いから戸惑うこともあったが、運動会などの行事で現地従業員との距離を縮めた。仕事でも第2工場を開設するなど事業を拡大させた。ステンレス厚板流通の信栄については...